_ 村山由佳「星々の舟」読了。去年読もうとして読みはぐってやっと読みました。突然の出来事がきっかけで自分を見つめなおしたり迷いから脱却したりするのだけれど、そこで終わりではなくてその後も生きて時間は流れ、また迷ったり立ち止まったりしていくんだな、と。去年読みはぐったのも何かのめぐりあわせかしら、と思いました。
_ 「自分を見つめなおしたり迷いから脱却したりする」というより、取り返しのつかないことに対してどうするのか、どうしたいのか、考えているうちにも時間は流れるのだ、という話、かな。取り返しのつかないことと、時間と、家族の話。今私が考えたり考えなかったりしていることが揃っていて私にとってタイムリーでした。