_ 今日はなんと、仕事持ち帰りです。派遣は会社のカギを持つことができないので明日出社したくても他に出る人がいなければ出社できません。なので仕方なく自宅から動作確認したりリリースしたり場合によってはコード書いたりしないといけないわけです。派遣なのに。ありえない。当然タイムカードは押せないので勤務時間にはカウントされないわけで。まったくもって腹立たしい。
_ 手袋のオーダーができる店を探しているのだけれどググってもなかなかヒットしません。去年の冬にテレビで見たんだけど、数万円で自分の手に合った革の手袋をつくってくれるお店がどこか(多分都内)にあるはずなのです。ゴルフとかウエディングとか野球とかはたくさん出てくるんだけど普通の手袋は見つからないのです。ご存知の方はぜひツッコミをお願いします。
_ 4時頃に寝て7時に起きて一仕事終えました。まだ8時なのですが、ベッドの誘惑に負けるか家事をするか迷い中。今から寝たら午前中は潰れるだろうなぁ・・・。
熱帯雨林の朝は早い。男はゆっくりと眠りの底から浮き上がった。昨日の晩の火のにおいがかまどから立ち上っている。敷きワラの上に起きあがると男は昨日出会った奇妙な女の子が忘れていった小さな四角い板を土間の上から拾い上げた。ホラーっぽい顔のかわいらしい東洋人の娘がどこから来たのかはよくわからなかった。わかっているのは彼女がこの密林の奥にあるケセランパサランの秘宝を狙っているということだけだった。彼女はしきりにこの四角い箱を小さな棒でつついていた。何をしているのかと彼が問うと彼女は「ググってるのよ」と答えた。男は思う、ググとは彼女の神なのか?この小さな板は神との通信のための道具なのだろうか。そんな重要な道具を忘れてしまうなんてなんとおっちょこちょいな娘だろう。男はちょっと笑った。僕は自分の道具を忘れるなんてしないぞ。と彼はその板から自分の通信器具の方へゆっくり目を移す。子供の頃から慣れ親しんだそれは艶々と朝の灰色の光に輝いて見えた。さて、と、本格的に起きあがった男は自分の道具を取り上げた。生まれてこの方この森から出たことのない彼には神など必要なかった。ケセランパセランの神通力より隣村のあのかわいこちゃんの方が数十倍彼には大切であった。金が欲しければ持って行けばよい。僕には彼女とこの山羊がいれば十分だ。男は鋭く道具の上に手のひらをたたきつけた、「あ・い・し・て・る・よ・♡・<u>BK</u>」。これでよし。男は思った。発信元の識別は音色でわかる。今は相手も朝ご飯の準備で忙しいから返信は少し経ってからになるだろう。僕も朝ご飯を畑からとってこよう。彼はゆっくりと立ち上がると土の家からゆっくりと歩み出した。彼が歩み出て行った森の中には、彼が今たたいた太鼓の音色がゆっくりと流れていった。
金にならない仕事は出来るだけしないほうが(自分にも会社にも)お互いのためだと思うけどなぁ