_ 早く寝たから早く目が覚めた。7時過ぎ。顔も洗わず寝てしまったので早速シャワーを。もう薬は飲まなくても大丈夫、かな。
_ 朝ごはんはそば。ごまとのりと七味を入れて。満腹になっておじゃ魔女とデジモンを見ていたらうとうとしてしまった。気づいたらいいともが始まる時間。
_ 来るのが何時だったとしても、雨が降らなければ彼は日曜のお昼には帰る。午後サッカーがあるから。でも今日は雨が降りそうだったのでお昼を食べることにした。昨日買ったパスタの本を見て、ベーコンとアスパラのパスタに決める。ベーコンとアスパラは家にはないのでちょっとお買い物へ。
_ 外へ出たら意外と暑くて、なんだか日も出ているようなのでごはんを食べたらすぐ帰ると言う。彼が帰ったら洗濯と掃除と買い物と、やることはたくさんあるのだけれど、しょぼんとなるのは仕方ない。
_ せめてゆっくりごはんを作ろうかと思ったら、彼が自分で作ると言う。私は洗濯の用意をして洗濯機を回して、椅子に座ってのんびり見学をしていた。すごく楽しい。できあがったパスタは塩が足りなくて薄味だったけれどおいしかった。お店以外で、誰かが私のために作ってくれた料理を食べるのはとても久しぶり。
_ あと1週間くらいしたら、彼の免許はバイクの2人乗りが許可されるらしい。どこかへ行くのもいいね、という話をしてお別れの時間。
_ 中野に島忠がある。行ってみたい。というわけで行ってみた。勘で歩いていたらちょっと遠回りだったけれどたどり着けた。ああいう所へ行くのはいつも車だったから、つい買いすぎてしまう。洗剤と洗濯用の安いハンガー、水道の蛇口にとりつけてシャワーと切り替えできるやつなんかを買い込む。本当は調味料入れが欲しい。縦に置ける奴。あとエプロン。
_ 夕飯はナス味噌炒めを作ろうかと思ったけれどトマトと卵の炒め物を作って、その量を見たらひとりではおなかがいっぱいになりそうだったので中止。きんぴらごぼうとごはんとトマトと卵の炒め物。にんにくがあるとおいしくなるなぁ。オムレツを作るためにバターが欲しいけれどそれ以外に使う予定がないので絶対1年くらいは残ってると思う。そう思うと買えない。ひとりって不便。
_ ひとりになって得たものもあるけれど、失ったものもたくさんある。親との仲だって昔と同じには戻れなくて、ものすごくギクシャクしたままだ。物理的に離れてはみたけれど今のところぶつからないだけで何の解決にもなっていない。むしろお互い気を遣いすぎて他人みたい。このまま両親のどちらかでも亡くなってしまったら、きっと私は一生後悔しつづけていくと思う。逃げ出したことも親を捨てるような形になってしまったこともこの先ずっと抱えていくんだろうな。決めたから泣かないけれど。
_ そういうこともあって、ひとりであること、ひとりでやることにこだわっている、というか意地になっているところはあると思う。それは信念なんてものではなくて意地だと思います。今の私は全然柔軟じゃないし、他人と広く関ろうともしていない。興味の矛先を料理とか生活そのものに向けて、他へ目を向けることを意図的に避けているところもある。
_ 信じるの反対は疑うかな、と思ったの。でも信じるの反対は信じないだな。信じないと疑うはイコールじゃないけどニアイコールではある？